問題を扱うときの基本的な心の姿勢

  

問題を扱う場合にとるべき四つの基本的心の姿勢(ロバート・シュラー『積極的な考え方で成功する』より)

  1. 問題を予期しなさい。
    問題を予期すれば、問題が起こっても驚かないはずである。問題点を予想することによって、さまざまな解決策を想像しなさい。そうすれば問題が起こったとき、あなたはそれに対して用意できていることになる。
  2. 問題を過大に予想してはいけない。
    問題を誇張する自然的傾向があるが、これは避けたいものである。あなたの問題の重さ、期間の長さ、強さを誇張する誘惑に負けないように自分を守りなさい。
  3. 問題を歓迎しなさい。問題は成功へのほんとうの激励者である。
    すべての問題は、もっと大きく考え、より多くの投資を行ない、もっと時間をかけ、より多くのエネルギーを注ぎ、より手ぎわのよい仲間を雇い、新しい事業部を組織したり、全体を再編制するように動機づけるのである。この態度さえ身につけることができれば、あなたは問題に直面したとき、緊張したり、あわてたり、怒ったり、憤慨したり、ねたんだり、すねたり、落胆したりはしないだろう。あらゆる問題は、あなたの想像力を発生させる筋肉を刺激することができる。だから、問題が起こるたびに、あなたは強くなっていくのである。もしあなたが、できるという態度を保ち続けるのならば、あなたは問題から利益を得ることが可能になるだろう。だから、問題を歓迎しなさい。
    (フィリピ4:13 「わたしを強めてくださる方のお陰で、わたしにはすべてが可能です。」)
  4. あなたの問題があなたを神に導くようにさせなさい。  
    「私は問題が過去のものになったときには、今までと異なった人間になるであろう。私はより賢く、より強く、より忍耐強い人になっているであろう。あるいは、私は気むずかしい、世をすねた、味気ない、幻滅的で怒りっぽい人になるかもしれない。問題が起こるたびに、私は今より良い人間になるか悪い人間になるかのどちらかである。問題は私を神により近づけたり、より遠く離れさせたりできる。問題は私の信仰を築きあげるか崩してしまう。それはすべて私の態度いかんにかかっている。」

御翼2011年9月号その1より

 
  
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